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ルパン三世VS名探偵コナン

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ルパン三世VS名探偵コナン』 (ルパンさんせいヴァーサスめいたんていコナン) は、日本テレビ開局55周年と読売テレビ開局50周年の開局記念スペシャル番組で、『ルパン三世』と『名探偵コナン』とのクロスオーバー作品である。2009 年3月27日の『金曜特別ロードショー』枠 (21時00分 - 23時09分) で放送された後、2009年5月にはCS放送日テレプラスでも放送された。また、2010年5月1日には当時公開中だった劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』の宣伝を兼ねてytvの全日帯ローカル枠 (14時05分 - 16時30分) で再放送された。略称はルパコナ。

概要 編集

日テレの誇る怪盗『ルパン三世』とytvの誇る探偵『江戸川コナン』との共演作品として、放送の約2年前からプロジェクトが動き出していた。放送に先駆けて多くのPRが行われ、放送週の週刊少年サンデーでは出版社の枠を超えてルパンとコナンによる表紙が掲載されたほか、両原作者の対談も掲載された。表紙の内容は、両主人公が相手のトレードマークである眼鏡とワルサーP38を持ち合うというものであった。

展開は、架空の王国という『ルパン三世』でよくある舞台に、『名探偵コナン』の推理で犯人を追い詰めていくというもの。不二子のお色気シーンやルパンダイブ(ただし、第2期OPとは左右対称)、コナンのスケボーによるカーチェイスなどの両者のお約束も取り入れられ、アイキャッチも双方(『ルパン三世』は第2期バージョン)のものが使用された。

時間と場所など状況を示すテロップは、『ルパン三世』で用いられるタイプライター音と共に表示された。

BGMについても、双方のものを使用している。オープニングテーマとエンディングテーマは『ルパン三世のテーマ』であったほか、『名探偵コナン』を象徴する曲である『名探偵コナン メイン・テーマ』も、コナン初登場時やカーチェイス、クライマックスなどのシーンで使用された。 キャラクターについては、『名探偵コナン』側の数が絞られており、毛利探偵事務所の面々と警視庁の警部や刑事 (目暮警部高木刑事のみ) である。コナンがあり得ない高さから無事に着地するシーンやのお色気シーンなどに加え、彼女の過剰な妄想シーンを初めかなりコミカルな描写もあるなど、本作放送当時の『名探偵コナン』TVシリーズを基準に比較すると珍しい演出が盛り込まれている。一方、『ルパン三世』側は『ルパン三世 ルパンVS複製人間』や『ルパン三世 カリオストロの城』といった劇場版へのオマージュと窺えるシーンが登場したほか、拳銃を使うシーンがほとんど存在しないという珍しい演出が施されていた。また、本作のみのサブキャラクターについては、 『ルパン三世』と『名探偵コナン』双方のキャラクターデザインに準じたものが混在している。脚本は『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』以来4年ぶり2 度目となる前川淳が担当し、監督は双方の長編を担当した経験を持つ亀垣一が選ばれた。「原作漫画の出版社と原作者が異なる作品のコラボレーションによるアニメは史上初」と、公式サイトなどでは謳われている。日テレでの視聴率は、19.5%であった。

ストーリー 編集

ヴェスパニア王国のサクラ女王とジル王子が、猟銃事故で死亡した。そのニュースは世界的に報道され、ルパン三世や江戸川コナンの耳にも入る。

サクラ女王の遺児であるミラ王女が王位を継承することになったが、ミラは母と兄の突然の死を受け入れられずに次期女王の座を拒絶し、訪問した日本の東京で警護の手を潜り抜け、逃げ出してしまう。

街で自分と瓜二つの少女・毛利蘭と出会ったミラは、彼女と服を交換して入れ替わることで、追跡から逃れようと目論む。その後、峰不二子に助けられながら反王女派の襲撃やコナンの追跡をも振り切ったミラは、身分に縛られない自由を満喫するが、事情を説明しようとホテルへ戻った蘭は、ミラの身代わりとしてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまう。

その頃、ルパンはヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を狙い、既に王国内へ潜入していた。先行していた次元大介と合流したルパンは、王宮の宝物庫ではなく、世界的にも希少な鉱物「ヴェスパニア鉱石」の鉱山に潜入する。また、蘭を追うコナンもヴェスパニア王国の特別航空機に密航し、王国へ向かう。

こうして、ルパン一味とコナン一行を巻き込んだ事件が幕を開ける。果たしてルパンは「クイーンクラウン」を盗み出せるのか、またコナンはサクラ女王とジル王子の死の真相を暴くことができるのか。

登場人物 編集

『ルパン三世』からの登場人物

  • ルパン三世

声 - 栗田貫一 『ルパン三世』の主人公で、かのアルセーヌ・ルパンの孫。言わずと知れた、世界的な大怪盗かつ変装の達人。永遠のライバル (?) である銭形警部のことをとっつあんと呼んでいる。(言いだしっぺは次元である。)本作では、一度盗みに失敗したヴェスパニア王国に伝わる秘宝「クイーンクラウン」を再び狙いながら、王国で出会ったコナンと共に王室内の陰謀を暴く。

  • 次元大介

声 - 小林清志 ルパンの相棒で、一流のガンマン。 本作では、王室を守るボディーガード兼軍隊の教官として雇われる形でヴェスパニア王国へ先行潜入していたが、おだてられるままに本気で教官を務めてしまったため、ルパンと共に鉱山に侵入した際には自らの教え子たちによって追いかけられる羽目に陥る。 コナンと「日本人の父子」を装いながら共に行動し、コナンに「パパ」と呼ばれるなど、妙に息の合った名コンビ振りを見せた。極度に峰不二子のことを信用していない。

  • 石川五ェ門

声 - 井上真樹夫 十三代目石川五ェ門。ルパンの仲間である剣客。斬鉄剣の使い手。本作ではルパンの救出とバックアップを担当のため、他のルパンメンバーに比べ出番は僅少である。

  • 峰不二子

声 - 増山江威子 ルパンとは付かず離れずな関係な魅惑かつ謎の美女。 本作ではミラが蘭と入れ替わったことを知っており、その脱走を助けつつ暗殺者からミラを守る。王女に名乗った肩書きと名前は、国際弁護士の「不二 峰子」。

  • 銭形警部

声 - 納谷悟朗 ルパンを追うICPOの警部。ルパン逮捕のためなら、あらゆる国での捜査権が認められる立場にある。 本作では目暮の友人であり(どうやって知り合ったかは不明である)、小五郎を連れて行動する。いち早くルパンの変装を見抜くなど、抜け目のない有能な刑事として描かれている。

『名探偵コナン』からの登場人物

声 - 高山みなみ(声 - 山口勝平) 『名探偵コナン』の主人公。黒の組織に身体を縮めさせられてしまった高校生探偵・工藤新一の、仮の姿。 連れ去られた蘭を追ってヴェスパニア王国への特別航空機へ密航し、王国で出会ったルパン一味と共に王室内の陰謀を暴く。工藤新一としては、蘭の夢の中で登場した。

声 - 山崎和佳奈 『名探偵コナン』のヒロイン。新一のガールフレンド。 本作ではミラ王女と外見がほぼ瓜二つだったために無理やり入れ替えられ、替え玉としてヴェスパニア王国へ連れ去られてしまう。

声 - 神谷明 蘭の父。コナンのおかげで「眠りの小五郎」という異名を持つ名探偵の地位を確立した元警視庁刑事で、「毛利探偵事務所」を構える私立探偵。本作では銭形の助手として、ヴェスパニア王国へ向かう。銭形に会うまではルパンの存在を「漫画か小説だけの存在」と思っていたため、銭形に「名探偵のくせにルパンを知らんのですか!」と咎められた。物語の中盤でルパンとすり替えられてしまう。なお、銭形とヴェスパニアへ向かう飛行機で窓際に座っていたがアニメ版に設定されている高所恐怖症は発症していない。

声 - 茶風林 警視庁捜査一課の警部で、小五郎のかつての上司。 本作では銭形の友人でもあり、連れ去られた蘭を追うべく小五郎に銭形を紹介した。

声 - 高木渉 目暮の部下。 本作では目暮のサポート以外に活躍の場はほとんど無いが、日本警察を当てにしていないようなキースの態度に憤ったり、小五郎と共に蘭を救出するべく進んで辞表を提出しようとするなど、刑事としての誠意を見せる。

声 - 松井菜桜子 鈴木財閥の娘で蘭の親友。小五郎と同様、コナンのおかげで「推理クイーン」の異名を持つようになった。 本作ではミラ王女の来日パーティに招待されるが、途中で蘭と王女が入れ替わったことを知り、驚愕する。五ェ門と同様に出番は僅少であり、序盤のみの登場となった。

本作オリジナルの登場人物

  • ミラ・ジュリエッタ・ヴェスパランド

声 - 堀江由衣 ヴェスパニア王国王女。19歳。 かつては心優しく王女にふさわしい人物だったが、母と兄の死後、わがままで破天荒な部分が目立つようになってしまった。 容姿は蘭にほぼ瓜二つだが、胸が蘭より大きい点、肌が若干色白である点、目の色が薄めの青色である点、そして髪の毛の色が薄めの茶色である点のほか、前髪の分け方などからそれぞれを判別することができる。寿司が好物。喫煙者でもあるが、これはヴェスパニアでは飲酒や喫煙が18歳から許可されているため。

声 - 緑川光 ヴェスパニア王国伯爵。王家に200年仕え続けたスティンガー家の青年当主。目暮などの日本警察に対して不遜な態度を取り、高木の怒りを買う。次元と小五郎に、女王と王子の死の真相の調査を依頼した。コナンの外見にそぐわない行動力と判断力を目の当たりにし、「あの姿が真の姿に思えない」「まるで身体は子供、頭脳は大人」と評する。

  • サクラ・アルディア・ヴェスパランド

声 - 鈴木弘子 ヴェスパニア王国女王。 自然と動物を愛する性格で、動物をスポーツと称し傷付ける狩猟を好まない。 息子のジルと弟のジラードの狩猟に付いて行き、途中出会った狐を逃がそうとしたところに猟銃の弾を受け、落命。かつて王女だった頃、「クイーンクラウン」を盗みにやってきたルパンと出会っており、再会を約束していた。

  • ジル・カウル・ヴェスパランド

声 - 福山潤 ヴェスパニア王国王子で、ミラの兄。狩猟の最中に母のサクラ女王を誤射で射殺してしまい、直後に自らも拳銃で自殺したとされる。

  • ジラード・ムスカ・ヴェスパランド

声 - 屋良有作 ヴェスパニア王国公爵。サクラ女王の弟で、ジルとミラの叔父。

  • カイル

声 - 楠大典 ヴェスパニア王国卿。ミラのSPのリーダーで、キースからも非常に信頼されている。その信頼に違わぬ信念と実力の持ち主だが、事情を知らない蘭には空手で倒されてしまう一幕もあった。

  • 女官A、B

声 - 本間ゆかり(女官A)、荒井静香(女官B) 王宮に仕えている女官たち。献身的な性格で人当たりも良く、ミラの世話を担当するほか、替え玉として連れ去られてきた蘭には彼女の幼少時代(優しくて涙もろかった、など)を打ち明けたりもした。

  • 司会者

声 - 太田真一郎、岸まり 冒頭で、サクラ女王とジル王子の死亡をニュースで伝えた。

  • ソムリエ

声 - 辻親八

  • 偽ソムリエ

声 - 古澤徹 上記のソムリエを偽り、ミラ王女のワインに毒を入れようとした。中身は下剤と聞かされていたという。

  • クローク女性

声 - 本多知恵子 ホテルでコナンに預けられていたスケボーを渡す。

  • SP

声 - 川津泰彦、柳沢栄治、川村拓央、海老原英人 キースに刃向かった小五郎たちを無理やりエレベーターへ入れたりした。

スタッフ 編集

  1. 原作 - モンキー・パンチ、青山剛昌
  2. 監督 - 亀垣一
  3. 脚本 - 前川淳
  4. キャラクターデザイン、総作画監督 - 平山智、須藤昌朋
  5. メカニックデザイン、メカ作画監督 - 水村良男、亀垣一
  6. デザインワークス、作画監督 - 山中純子
  7. 色彩設計 - 海鋒重信
  8. 美術監督 - 高須賀真二
  9. 美術設定 - 松本浩樹
  10. 撮影監督 - 野口龍生
  11. 音響監督 - 浦上靖夫
  12. 音楽監督 - 鈴木清司、浦上靖夫
  13. 音楽 - 大野雄二、大野克夫
  14. 音響効果 - 倉橋静男、西佐知子(サウンドボックス)
  15. 録音制作 - AUDIO PLANNING U
  16. 編集 - 岡田輝満
  17. 制作担当 - 綿引圭、吉賀絵美
  18. プロデューサー - 中谷敏夫(NTV)、諏訪道彦(ytv)、小島哲
  19. 企画制作 - 日テレ、ytv
  20. アニメーション制作協力 - APPP、動画工房、XEBEC、ハルフィルムメーカー
  21. アニメーション制作 - 東京ムービー
  22. 製作 - ルパン三世VS名探偵コナン製作委員会(日本テレビ、読売テレビ、トムス・エンタテインメント、小学館)

関連項目 編集

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